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保育士の育成について考えること

保育士は保育所だけでなく、さまざまな児童福祉施設で活躍しています。
その守備範囲は0歳から18歳の子どもたちであり、子どもたちが心身ともに健康に育つために子どもだけでなく、家族や地域も支援します。
子ども福祉学科では、保育にかかわる技術や知識だけでなく、児童の問題や子育て支援など今日的な課題へも対応できる専門性を持った保育士の育成をめざしています。
様々な分野で「教育」に期待される部分が数多く存在していますので、それに向かって果敢に立ち向かっていくことによって成果を引き出すことが期待されています。
乳児から児童までの一貫した保育・教育など子どもを広い視野でとらえることのできる保育者の養成が必要となっています。
乳児保育の変遷と理論や知識・技術の基本を具体的な事例を通して理解し、保育者としての役割についての理解も得ることが望まれます。

市町村では、就学前の子どもについては母子保健関係課。
保育所入所などは児童福祉課が取り扱い。
就学後の子どもの問題は教育委員会が担当しています。
そのため、お互いの連携が十分行われていないと、保育所、幼稚園などから学校に就学前の情報が伝わらない弊害もおこります。
情報の伝達をスムーズにおこなうためにも幼児教育についての理解を深める研修会には、保育所・幼稚園の職員のできるだけ多くの教職員が参加できるように、時間の設定や場の工夫をする必要があるのかも知れません。

今日の保育士には、子どもたちを取り巻くかんきょうが家族や社会と関連していることを学び、広い視野と深い見識を伴った高い専門性が求められています。
子育てが社会問題となり、さらに深刻な少子化への対策が必要であることから、保育士の育成が急務となっています。
また、情報化、国際化など社会が大きく変化していく中で、子どもの環境も共に変化してきています。
こうした時代の変化の中、のびのびとした子どもたちの成長を支えるには、保育士としての資質はもちろんのこと、さまざまな分野の知識が欠かせません。
人間の生涯にわたる発達について理解を深めた上で子どもの心身の成長を見守り、子育て支援の社会的なニーズに答えられる高度な知識と能力を身につけた保育士の育成が必要です。
保育士の仕事は、相手が成長過程にある子供たちであり、ひとりひとりの様子をみて安全に、しかも成長させてやることが求められています。
心身ともに最も成長する大切な時期である幼児期に出会う保育士の役割は大きく、子どもの個性や可能性を伸ばしていく仕事です。
マニュアル通りに対応すればよい単純作業ではなく、専門的な知識や経験のある人が求められる職場です。
子育て支援の理論と方法を学び、子育てへの不安を抱く保護者への適切な指導や助言を行う能力を持った保育士の育成が必要です。

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